友とともに、永遠の友情

よもやま話です。

 

昔、クラスメイトで同じワークグループ

だったインド人の男性は、

私が日本人と分かると、固い握手をして

仲良くしようね!とニコニコと挨拶

してくれた。

 

それからは、宿題や課題制作をグループで

一緒に取り組む時に、彼はとても親切で

いつもみんなと和気藹々とした時を過ごして

彼からは明るい未来を感じた。

 

彼は“BRICs”と印字されたの

ファイルブックをいつも持ってきていて、

ああ、インドはBRICsのメンバーだもんね、

なんて思っていたけど、

あの時は、まだその程の軽い認識だった。

 

その他、

しばらくして別の学習チームに入った時に

クラスメイトになった、ナイジェリア人の

男性は、私が日本人とわかると、

「日本のことは尊敬してます」と言ってくれた。

 

日本の発展、世界での立ち位置、

多くの国に認知されていることに

私も嬉しかった。

 

ただ、その時に私は思った。

 

日本人よりも国の発展という観点からすると

低い国から勉強に来ている人がとても多く、

そして、皆さんとてもとても勉強熱心で

真面目で努力家で一日中勉強してるんじゃ

ないかってくらいにクオリティーの高い

学習成果を出している。

 

彼らに私は勉強でもいろいろ教えてもらって

助けてもらったり親切にしてもらっていた

けれど、

 

私のような先進国の大国から来た

クラスメイトも

みんな、彼らのパワーに驚いていて、

我々先進国は何やってんだ、、、(絶句)

となんかとてつもないパワーで、

それが脅威というよりも、尊敬と自分達が

傲った考えでいることに気づかされた

瞬間でもあって、

 

あ、これ、そのうち世界は逆転するわ、

 

って先進国の生徒のみんな思ったんだよね。

 

あれから、何年経ったか、

今、それが現実になりつつある。

 

たぶん近い将来に実現するよね。

 

私達はそれをもっともっと前から

実感していた。

 

そして、世界の中で、こんなにも恵まれて

生きてきたのに、

何を与えられて、何を果たせたのか、

やってきたことが粗雑すぎて、

情けなくなって、落胆して、懺悔するしか

なかった。

 

でも、あの時に、

みんながもっと歩み寄って、

協力していけたら、本当に強い世界に

発展していけるのにね、

って100人入る教室にいる世界中からきた

生徒がみんなでしみじみ共感したんだよね。

 

私達先進国から来た生徒も、

途上国から来た生徒も、

はたまた内戦中の国から来た生徒も、

 

富を皆で享受できる社会を望んでいた。

 

あの時、皆が感じたこの世界の矛盾や

不平等にもう終止符を打たれるんだよね。

もう、それはそれでいいと思う。

 

苦悩から解放されてほしい、

努力が報われてほしい、

当たり前に皆が幸せを感じられる世界に

なっていくこの過程を今から見せてもらえる

世界の大転換機を体験できること、

人生の醍醐味だと思って、

見届けたいと思う。

 

私の周りの外国人の友人達は

今も自分の人生を濃厚に生きている。

私もそれに追随していきたい。

 

まだまだ色々と諦めない。

 

さぁ、はじまるよ。