過去の活動を振り返ってみると①

2021/02/27 土曜日 晴れ?(外出なしの日)

 

今日のテーマ

「今よりも空白を過ごした時のこと」

 

土曜日の今日は久々に休日を感じた一日でした。

丸々一日寝て過ごした、ということです(笑)。

 

平穏な週末でありますように!

 

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 「ここからは、今よりも空白を過ごした時のこと」

 

 

 いろいろありました一年でしたね。

というか、いろいろ無くなったような・・・。

 

コロナが終わったとしたら、その後はどんな世界に

変わっているんだろうか、変わっていないのか、

元に戻れるんだろうか、

そう思いながらもう一年ですね。

 

いいニュースはこの一年、世の中にどれだけあったのかな。

 

それと、自分が知るニュースは世界のほんの僅かで、

自分に関わる小さな域で起こる出来事で、

きっと多くのニュースを知らずに私は過ごしている。

 

これだけ、ネットが発達しているのに、

自分が受け取るニュースには限りがあって、

受け取ったニュースの多くは自分で選んだ

モノばかり見ている。

 

それで、世の中の出来事の大枠だけでも

掴み取れているとはとても思えないし、

それで本当に必要な情報を取得できているのか疑問。

 

それらの自分が得たニュースの中で、

自分に今何ができるのか?、これからの自分に

必要なことは何か?

を考えることができるのか疑問。

 

本当はもっと広い視野・視点で物事を考えるべき

なのに行き詰まる感じ、閉塞感というか。

 

こんな状況で、何かから脱出することはできるのかな、

いやできるはずない。

 

 

何かが足りないと感じた。

 

 

私は、昔病気になって、自分の寿命を考えたことが

あって、その時に、

「何もかも失ったなぁ」と思ったんだけど、

そんなことがあったこともずっと忘れて生きてきたんで、

 

ふと、その時を今日思い出したんです。久しぶりに。

 

それまでの私は、

自分を高めるのに必死になって生きてきて、

いつも自分に足りないものを探して、

それを必ず自力で身につけて、克服していく、

できないことをできるようになるように

苦しいことも努力して乗り越える、

そうやってきたわけです。

 

そういう生き方は正解ではなかったかも

しれないし、もっと楽に力を抜いて、

頑張りすぎない生き方でも

良かったのかもしれない、だけど、

それは私が選んだから、私らしい生き方だったと思う。

間違ったとしても納得のいく生き方。

 

だから、これで人生が終わっても、

「ああ、短い人生だったな、悔いはないよ。」って

思ってスッキリ終われたらいいって思ってた。

 

たくさん友達もいたけど、誰にも言わず、気づかれずに

消えて去るのでいい、周りの人たちが何となく私がいないことを

気づいたらいなかった、ということでいいやと思った。

とにかく、静かに自分の人生は終わりたかった。

 

病院の先生にも、私は「特に治療もしたくないし」って

言ったら、先生は「まだ若いんだから、そんなこと言わないでよ」って。

 

あの時は、今よりももっとゼロな状況にいたよね、って

今日思い出したわけで。ははは。

 

あれから、私はどうしたかというと、

ある時、ふと何てことのないただの一日に、

「あ、私生きてるんだ」と思った日があって、

ただの普通の一日を過ごしたことが嬉しくて、

ちょっとだけ泣いてしまった。

 

こんな一日をあとどれくらい過ごせるだろうかと

思ったら、

もし明日も明後日も一年後もこういう普通の日が

あるとしたら、その時間は「いい一日だったな」と

思って過ごしたいと思った。

 

病気で人生に絶望する自分でいる時間よりも、

今まで生きてきた自分の人生が失われたショックで

悲観する時間でもなくて、

今はいい時間だなと単純にそう思っていたかった。

 

何かを変えたいとも思わなかった。

悲しまない自分でいたかった。

 

そうしていたら、何だか気が楽になってね、

私が最後にこれだけはやりたかったなと思うことは

何だろうって考えた。

たくさんやりたいことはあるし、きりがないほど

あるはずなんだけど、現実的に考えて、

今の自分でもできそうなことで、これはやってみたかった

なと、これができたら人生に悔いはないかなと思えること、

それを考えた。

 

そしたら、一つ思い浮かんだ。

「あ、あそこに行きたかったな」って。

あの場所ならば、行こうと思えば

お金さえ用意できれば可能な気がした。

 

ただそれだけが、あの時私にできる

ことだったんだけど、

今までたくさん自分にいろんな課題を

探してそれを何とか乗り越えようと

頑張ってきたのに、たった一つの

これがしたいってことが見つかるなんて

これだけでいいって随分身軽なもんだなと

思った。

 

でも、その時は、まさかそこへ行くとは

本当に行くとは思ってもみなかった。

本当に行く気はその時なくて、

ぼんやりとただここへ行ってみたいなと

夢見ただけだったのに。

 

だってね、その時は絶望的な気分だったんで

考えるにとどめるだけで充分だったので。

 

でも、きっと

「これがやりたい」

「ここへ行きたい」っていう思いが

ぼんやりと頭に浮かんだから、

少しづつ前向きになったのかもしれないですね。

 

遠い目標を描けた後に、今度は少しづつ近い未来の

目標に変わっていって、

明日はここへ行きたい、とか

近々これをやってみようとか

思ったかも。

 

ただ、その時は何にも期待してなくて、

自分の状況が良くなるなんて思ってもいないので

無気力に近い感覚ではあったような。

 

でも、それから3ヶ月後に働きだしたんだけど、

どうやって再就職したのか思い出せない(笑)。